日本vsトリニダード・トバゴ

ついにオシム・ジャパンが始動した!。

初戦の相手はワールドカップドイツにも参加したトリニダード・トバゴだ!。
スウェーデン、イングランドの欧州強豪と同グループだったがディフェンスの大健闘で
ラーション、リュングベリ率いるスウェーデンと引き分けた国である。
その試合はワールドカップで好ゲームのベスト5に選ばれた程である。
この試合も同様にねばり強いディフェンスとカウンターで日本を苦しめてくれる
だろうと期待していた。が、ちょっと違ったな。
ドワイト・ヨークというT・トバゴの稀代のスターも不在でチームに軸が無かった。
チーム戦術というものも殆ど感じることができず、ときおり見せる個人の身体能力の
高さが光ったくらいだった。
これもワールドカップ終戦後で新チームを作る段階であり、今回は日本協会の
ギャラが魅力だっただけなのだろうから、仕方が無いのかもしれないね。。

対して日本は殆どが初選出という事もあり、キックオフから気合いが
入りまくっていた。けがから復帰の田中達也のアタックから始まり、前半は
よく動いて、ワンタッチでボールを回し、3人目の動きに素直にボールを出す
というやり方が、なかなかよかった。

私が??としている山瀬・鈴木啓太などもよくチームにフィットしていたように
思う。

そして、後半は当然のように前半の気合いに消費されたエネルギーのロスが
響き足がとまり、前日本代表のように後ろでボールをまわし、前に入れたら
パスミスでカウンターを食らいかけるという展開だった。

この後半の45分が日本の目指すサッカーが勝利を得られるかの分かれ目だろう。

サッカーの試合が80分になるか。。。
交代要員が5人になるか10人になるか。。。

サッカーが90分(前後半45分)であり、交代要員が3人である限りこの
90分走れる選手を常に11人ピッチにたたせることが日本サッカー勝利の
大前提になるのであろう。

後半の我那覇は特に目立って”止まって”しまったな。
多分、我那覇の再招集は無いと見た。

また、山瀬は今回はまずまずだったが相手が一線級だった場合に通用するかは
私はまだまだギモンである。
同様に鈴木啓太はプレッシャーの無いなかでの左右の展開はまあまあだったが
世界レベルのフィジカルの強いオフェンシブハーフの選手と真っ向勝負できるのか
????であると思う。
日本最高レベルだった福西さえもフィジカル面での疲労からワールドカップでは
精彩を欠いていたのだから。
やはり、あのポジションはガチガチのハードさを持つ必要があると思う。
例えれば、良いときの稲本などか。

それから、サントス。
皆どう思った?。
昨日は確かに目立っていた。
しかし、相手を考えよう。
彼に関しての評価はもう出ているのではないかな。。
ワールドカップでの3試合の内容で。。。。

「世界に通用しなかったサントスが2得点。。」

これが昨日の試合のレベルである。

ただ今回のメディア・マスコミは一様にばんざーい!を連呼している
訳ではなく、一部冷静に評価しているのには安堵している。

再度、メディア・マスコミの無責任・無能な評価に騙され日本サッカー
大躍進の夢を見る訳にはいかないのである。

次回の南アフリカを逃す訳にはいかない。

そのためにも我々は常に厳しく代表をみつめ叱咤、叱咤、叱咤
で強くなってもらい、最後に激励して南アフリカに向かったもらいたい
のである。

ガンバレ、ニッポン!。
Road to SouthAfrica !

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