ナビスコ決勝

やはり、…順当な結果だったように思う。
遠藤vs中村の戦いも遠藤の優勢勝ち。
中村の鋭い長短のパスと遠藤のエレガントパス
の双方に魅力があるが、ガンバが優れた個人を
ベースに美しかったのに比べると、フロンターレには
まだまだ熟成された調和が見られなかったように思う。

最終的に相手より沢山とることで勝負するのがサッカー
ではあるが、90分を使って観客を楽しませる魅力は
今回はガンバにあったように思う。

日本人のハーフ団でコントロールして、外人2トップで
点を取る。
日本人が美しく創って、外人が機械的に決める。
ある意味、美しく勝つことができるチームになっている。
この点では浦和レッズはまだまだ学ばなくてはならない
と思う。

J創世期のヴェルディのように”美しく勝つ”のは困難
な時代にはなってきたが、ガンバにはそれが求められる
かもしれない。

ガンバ・レッズ・フロンターレ…、そろそろJリーグも
欧州一流国のリーグのように強豪はいつも強豪である
伝統ができつつあるのかもしれない。。
日本代表の実力、Jリーグの実力を世界のモノ差しで
みる事ができるサポーターが増えてきただけに、
今後のJリーグをもりあげるのは、各々のカラーを
全面に出して、強くなっていくチームしかない。。

その点でガンバの優勝は大きな意味があったと思う。

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