逗葉 対 日大藤沢

今年の高校サッカー選手権の神奈川決勝は
県南の逗葉と日大藤沢の対戦となった。

勝てば、10年ぶりと8年ぶりという両チームだが
神奈川高校サッカー界はやはり戦力分散傾向に
あり、近年常に上位である桐蔭や桐光も連続出場は
至難の業である。。

この逗葉や日大藤沢には地元の横三地区からもたくさんの
選手が進学していた。

私がジュニアユースのチームの手伝いをしていた頃の選手
がこの決勝にも出場していて、とても喜ばしいことであった。

逗葉のFW7番 加藤隼くんは横須賀大津FCから
横須賀ジュニアFC→逗葉というキャリア。
とても足が速いレフティの選手だった。。
当時はかなり小柄であったが、3年間の鍛錬でかなり
大きくなった。
決勝の出来は本来の出来ではなかっただろうが、
十分胸を張るにふさわしいガンバリであったと思う。

またU-16日本代表候補だった井上和馬くん。
かれは地元のサンディーア三浦の出身とのこと。。

サンディーア三浦は杉原さんという、(かなり)個性的な
指導者の強豪チームだが、当時の和馬くんの印象は
あまり残っていない。。

また、日大藤沢のGKの高橋君は、私が現在活動している
少年サッカーチームの選手のお兄ちゃんである。

何度か、弟の練習を見に来てくれている。

やはり、知っているとか関係あるチーム出身の選手が
いると応援にもとても熱が入る。

個人的には逗葉に関係者が多いので、逗葉の勝利を
祈ったのだが、ゲームの中身としては日大藤沢の圧勝でしょう。

逗葉のロングキックからの反撃もキックの精度低く、和馬くんを
生かせていない。中盤の運動量、技術ともに大きく逗葉を上回って
いて、結果は順当なものだと思う。
まあ、逗葉はよく決勝まで進めたなぁと言うのが正直な感想である。

しかし。。。

この日大藤沢も本大会ではかなりの苦戦を強いられるだろう。
FWには大きく、上手な選手もいるが全国の地方の強豪には
地元にJチームも少なく、高校サッカーにその活躍の場を求める
ことも多い。神奈川のようにマリノス・フロンターレ・FC横浜・
ベルマーレ、県央県北にはVerdyやFC東京に進む子も
多いなかでは、高校サッカーにはタレント不足であるように
思う。

しかし。。。

高校サッカーは、汗や涙が似合う、青春の優先の舞台
である。

勝ち負けは二の次。

日藤としては、まずは後悔のないよう自分たちのサッカーを
大舞台で見せてほしいと願っています。

頑張れ!、日藤!。

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