クラシコ バルセロナ対レアル・マドリー 16/12/04

通算232回目のクラシコらしい。不安定なバルサに勝ち点6差をつけて首位のレアル。レアル優位の報道が多い。前半はほぼ五分。バルサは前線に比べてハーフ団が力不足。ボールポゼッションができずに走り回っている。クライフが観たら( ノД`)シクシク… ね。「ボールは汗をかかない」。イニエスタ不在が辛い。レアルはトニ・クロース、ギャレス・ベイル不在であるが好調さが伝わる集中力があった。若手含めてスターとは言えない評価の選手が献身的なプレーをしていた。やはり銀河系軍団にも地味な汗かき役の必要だとわかる。私は善玉バルサが大好き。ぺぺ、セルヒオラモスのようなハード過ぎるDFが嫌い。しかしこのゲームは綺麗だった。クールにナイスゲームをしていたと思う。後半途中からイニエスタが投入されたが、ここでやっとバルサらしさが出てきた。イニエスタには安心して安心してボールを預けられるからブスケッツやメッシ、ネイマールからのダイレクトパス観られるようになった。フィジカルで劣るバルサとしてはシンプルに正確に速く、効果的にボールを動かさなくてはならない。メッシ、イニエスタ、スアレス、ネイマール、…ブスケッツ…に続く選手の成長が欲しい。逆にレアルは意外な若手を投入してきたが、ジダンの起用法には未来が見える。もしかしたらレアルはとんでもなく強くなるかもしれない。C・ロナウドのようなエゴイストが抜けたときにどんなチームになるか興味深い。レアルのレベルの選手が献身的にプレーしたら本当に怖いよ。ユーロで躍進したウェールズはベイルとラムジーの献身がカギだった。サッカーはやはりアソシエーションフットボール。連動が1+1を3に変える。今後の勢力図の変化を感じさせるクラシコだったと思う。

このエントリーをはてなブックマークに追加