2016年バロンドール候補者30名発表

2016年フットボール界をにぎわせたスターの中から選ばれるバロンドール。今年から再び以前のように記者投票によって候補者、受賞者が決定されることになった。サッカーのルール変更が頻繁に行われることも含めて、基準がコロコロ変わることはサッカーのように長い歴史にさかのぼって語られるメジャースポーツにとっては好ましくない。これらアワードについても同様であると感じている。

さて今回の30名は以下。

GK
ジャンルイジ・ブッフォン(ユヴェントス/イタリア)
ウーゴ・ロリス(トッテナム/フランス)
マヌエル・ノイアー(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
ルイ・パトリシオ(スポルティング・リスボン/ポルトガル)

ノイアー、ブフォン 素晴らしいGK。色褪せないブフォンの安定感。歴史に残るGKだろう。

DF
ディエゴ・ゴディン(アトレティコ・マドリー/ウルグアイ)
ぺぺ(レアル・マドリー/ポルトガル)
セルヒオ・ラモス(レアル・マドリー/スペイン)

ゴディンが抜けてるね。アトレティコの堅守は彼によるところが大きい。ぺぺ。ラモスに比べるとプレーがフェアな点も好きなところ。

MF
ケヴィン・デ・ブルイネ(マンチェスター・シティ/ベルギー)
ガレス・ベイル(レアル・マドリー/ウェールズ)
アンドレス・イニエスタ(バルセロナ/スペイン)
コケ(アトレティコ・マドリー/スペイン)
トニ・クロース(レアル・マドリー/ドイツ)
リヤド・マフレズ(レスター・シティ/アルジェリア)
ルカ・モドリッチ(レアル・マドリー/クロアチア)
トーマス・ミュラー(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
ディミトリ・パイェ(ウェスト・ハム/フランス)
ポール・ポグバ(ユヴェントス、マンチェスター・ユナイテッド/フランス)
アルトゥーロ・ビダル(バイエルン・ミュンヘン/チリ)

ベイルはユーロで輝いた。あれほど献身的プレーをするとは感心。であればアーロン・ラムジーも入れたかったね。この面々の名前を読んでいるだけで身震いするね。。世界は広い。凄い。

FW
セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ/アルゼンチン)
ピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント/ガボン)
クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー/ポルトガル)
パウロ・ディバラ(ユヴェントス/アルゼンチン)
アントワーヌ・グリエズマン(アトレティコ・マドリー/フランス)
ゴンサロ・イグアイン(ナポリ、ユヴェントス/アルゼンチン)
ズラタン・イブラヒモビッチ(PSG、マンチェスター・ユナイテッド/スウェーデン)
ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン/ポーランド)
リオネル・メッシ(バルセロナ/アルゼンチン)
ネイマール(バルセロナ/ブラジル)
ルイス・スアレス(バルセロナ/ウルグアイ)
ジェイミー・バーディー(レスター・シティ/イングランド)

ディバラ!。ノミネートされたか!。うん。 もう全員文句なしの選考だね。点を取るスポーツなだけにゴール量産する選手(目立つ選手)が順当に選ばれている。

そしてバロンドール。得点をとるチャンスが少ないGK、DFも居る中でどう選ぶか?だ。

得点、アシスト、その他の数値データ、チームの成績などなどが要素だろう。しかし、とても大切なポイントはサッカーが世界のスポーツというところ。サッカーが世界に誇れるような選手を選考しなくてはならんのだ。リスペクト(Respect)、人種差別にNo(Say No to Racism)を掲げるのであればどの選手の言動がリスペクトされるのか?ということだ。

CR7が何点取ってもメッシに敵わない部分。相手を尊重する、敬意を表するという行動がCR7に欠けている部分。

私は以前子供のサッカーのコーチをしたことがあるが、子供の見本にならない選手はダメだと思う。中指立てて文句を言う選手がバロンドールを受賞などしてはいけないのである。

謙虚で直向きで挑戦し続ける選手こそが相応しいと思う。

結論。バロンドールはメッシ以外にいない。2016 バロンドールはリオネル・メッシ。決まりだ。

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