キリンカップ vsペルー 6/1/2011

結論から言うと不完全燃焼でした。。
最近のサッカーに関しての論調の一つにフォーメーションによる説明不要論というのがある。
賛否両論あるだろうが、ペルー戦を見る限り見る側ではなくプレーする側(選手)がフォーメーションにこだわりすぎていたように感じた。
ディフェンスはセオリーが正解の場合が多いので基本的DFフォーメーションのために3バック、4バックはハッキリすべきであるが、オフェンスでは相手の裏をかく事を目的にするため万国共通のセオリーから外れることもやむなしであろう。
そういう中では日本の攻撃にはポジション(位置)にこだわるあまりに意外性がなく前半においてはとても代表とは思えないレベルであったと思う。(前半の選手の質も問題だが…
テレビ解説でも言及されたいたように最高レベルの代表選手で3-4-3を見て観たいという意見があったがそうかもしれない。可能性を探る意味では試すべきであるが、サブで試す事はないだろう。
Jでも3バックなんてないのに、代表だけで採用は無理。
何回か私見を書いたが、ディフェンスはスペースを消す、オフェンスはスペースを利用するという流れからするとサッカー進化論からいうと初期は1バック、2バック、フォワードに人員を割く型から現代はDFに人員を割きFWにスペースをつくる方向に来ている。0トップに分析される戦術もあるぐらいなのだ。
だから究極は4-3-2-1かなと。。。
しかしながらスペース利用といえどもボール奪取の位置を高くしFinishに早く持ち込むために4-2-3-1が現在評価が高い形?かと。。
そういう意味で3バックは反対なのである。日本人は特に1対1が弱いからなおさら。
トルシエの3バック信仰していた方も今では改宗している方が殆どではないかな。
当然例外はあるが日本代表では無理だと思う。
例外はボールキープし続けられるチーム。オランダAjaxの全盛時のパスコースを増やす目的のために実現できるチームならありだろうけどね。
今ならバルサでもありえる。しかし、得点できるけど、失点の可能性も増える場合。
ヨハン・クライフの名言で「優れたテクニックの前ではプレスなど無力だ」というのがあるが、実現するならスペースを消す意味が無いのであるが。。

という事で、、、、、チームの力を分析すると代表は4バックベースが良いとずーーーーっと思っている。
次の7日のチェコ戦が楽しみだ。

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