ベルント・シュスター監督就任

ドイツサッカー界でも天才中の天才と謳われた、あのベルント・シュスターがファビオ・カペッロの後任として、レアル・マドリーを率いることになるという。
クラブでは個人的にバルセロナのユニフォームの印象が強いが、レアル、バルサ、アトレチコの3チームのユニフォームを着たぐらいだからスペインの水にも合い、ファンにも愛されていたのだろう。
現在は新興ヘタフェを指揮しているが、ヘタフェはレアルとも親交が深く移籍は問題では無いようだ。
最近は現役時代にスターだった監督が増えているのは(単に鑑賞用としては)嬉しいね。
シュスターなどは天才=我侭の代名詞みたいな評価があったのだが、監督としてはうまくやっているようだ。
「私が理想とするチームに必要なものは、まず相手を恐れさせるような堅固で安定したディフェンスだ。このポジションにはアルゼンチンの選手がいい。中盤にはドイツ人やブラジル人が欲しい。スペイン人の選手は、グラウンドの中で様々なポジションに適応することができる」と語ったらしいが、なるほど的を得ていると思う。まあ、中盤のドイツ人とは下がり目の中盤のことだろうね。現在のドイツはゲームコントロールできる中盤不在が続いているから。来シーズンのレアルはどのような陣容で迎えるのだろう。新戦力も含めて今から楽しみである。

「レアルの監督になる準備は完全にできている。時間はあるし、待つこともできる。サッカーを続けていれば、いずれビッグクラブの監督を務める機会も訪れるだろう。だから私は落ち着いている」

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