ドイツファンの私にとっては気持ちのよい試合だった。
ワールドカップ開幕前の悲惨な状態からWC３位となり
、その後の親善試合、EURO予選で負け無しという
好調さが伝わる出来のよさであった。
特に前半３０分までのドイツのミスの無い繋ぎは
素晴らしかった。。
もともと派手なテクニックの代表チームではない
が体格と正確なプレーと精力的な運動量が
基盤のチーム。
この試合もそのよさがスイス相手に際立っていた。
気に入ったのはクラニーとゴメスの２トップ。
クラニーってあんなに巧かった？。
ゴメスって若いのに上手くキープできるねぇ。。
クローゼのセンス抜群の動き出しと強力な
左シュートのポドルスキーだけではなく
ドイツ代表のFWは素晴らしい魅力を持った
選手が集まりだした。。
FWは良かったね。
で、ちょっと問題は
WCから下降線のシュバインシュタイガーとラーム。
２人ともプレースタイルが研究されているので
かなり苦労している。
シュバインシュタイガーは中にドリブルで切れ込んで
撃つと誰もが思っているのだから工夫が必要だね。
コンビで崩すか、大胆な動きからポジションチェンジ
によりマークをはずしたり。。。
ラームは繋ぎのボールが浮いたミスや、サイズの
不利を突かれた１対１での弱さが露呈してた。
オフェンスの面白さはあるが、まずはしっかりとした
ディフェンスをする必要があると思う。
そして、最大の問題は”バラック”！。
WCあたりから????の出来だったが、その後の
チェルシーでの不出来のままだった。
バラックの判断の遅さからターンオーバーが
かなり多かった。
クラブでの不調のまま、焦って頑張りすぎるから
ミスが増えている。
もっと簡単にプレーし、早い判断のプレーを
続けてリズムをつくり調子を上げてほしいと思う。
スイス相手だからの内容で、競合相手には
やはりバラック級のエースが必要だと思う。
FWの１発勝負だけのWCからMF-DFでの
ボールポゼッションでも世界一流と五分に
渡り合えるチームになってくれることを
期待している。
EURO次節はチェコらしい。。
頑張れドイツ！。20
