XEROXスーパーカップ ガンバ対レッズ

2007 Jリーグ開幕を来週に控え、注目のチームの激突。
序盤こそ五分の状況であったが、ショートパスで繋いで
組織の構成力にマグノアウベスの決定力のあるガンバが
個の力で戦ったレッズを0-4と圧倒した。

昨年も結果的にはリーグ、カップでレッズが勝ったが
勝つべくして勝つ内容ではなく、
なんとか個人の力で勝っていた昨年のチームのまま
のような気がした。

ワシントンにボールを入れるしか、得点の雰囲気を
感じさせてくれない。。

長谷部が居ると違うのだろうが、阿部、鈴木のダブル
ボランチにはまだまだ熟成が必要であると感じた。
特に阿部がフィットするには時間が掛かるだろう。
長谷部復帰なら長谷部/鈴木のコンビの方が良いだろう。
かといって、阿部を3バックでは使えないだろう。
まあ、過密日程対策として、阿部を取ったのなら
うなずけるが、チーム力を格段にあげる効果はない。

対してガンバのオフェンスはいいカンジ。
特に遠藤は国内レベルでは突出したゲームコントロール
ができる。日本の忙しい90分のサッカーではなく
90分に緩急を取り入れ、チームのリズムを生み出した。
彼無しにはガンバのオフェンスのタクトを振る選手は
居ないだろう。
播戸もマグノが居るから彼らしく生き生きと動き回って
相手を霍乱する意味では貴重なプレーだった。
しかし、相変わらずの決定力不足は彼だけではなく
日本人FWってホントに下手だなって思った。
マグノの取ったこぼれ玉の3点。あんなに簡単に蹴りこむ
ことができる日本人は居ないだろう。
また、二川も10番らしく頑張っていた。
それも遠藤あってこその二川。
ガンバにはハーモニーがあった。

あえて苦言はシジクレイの腰高なプレー。
いつもミスしないかハラハラする。
しかし、宮本が抜けてくれたおかげで西野監督も
心置きなく強力なDFを構成できるから今後の補強含めた
修正でもっともっとよくなるだろうね。

来週はいよいよ開幕。
レッズは我が横浜FC(フリューゲルス)との対戦。
このままレッズがぼろぼろなうちに、頑張って
なんとか勝ち点を取って欲しい。

では、来週まで。また。

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