セルジオ越後

サッカー解説者で有名なセルジオ越後さんという方が
いらっしゃる。

私が一番好きな評論家である。
何故、好きか?
それは私と同じく代表に対して非常に辛口である点。
それは代表に期待しているから故の辛口である点。

1945年(昭和20年)7月28日ブラジル・サンパウロ市生
日系2世、18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約
右ウイングとして活躍、ブラジル代表候補

セルジオさんは以上のキャリアがあり純日本人では無いのだが、彼は
日本代表を心から愛しているのだ。

ありがたい話である。
ラモスも同様であるが、セルジオさんは日本人以上にナショナリズム
にあふれいているのだ。

しかし、最近はテレビの実況解説から離れている事が多い。
その理由は日本のメディアが彼の辛口評論を避けているから
だろうと思う。
確かに単純に応援する一般人向けのコメントとしては
不要かもしれないが、そういったぬるま湯の環境では
いつまでたっても本当に世界に通用する日本代表は生まれない
のでは無いだろうか?。

ブラジルは常に厳しい国民の目にさらされて、篩に掛けられ
セレソンになり、そしてそのプライド・責任のもとに戦い、
勝利し、経験をつみより評価の高いセレソンへと成長していくのだ。
ロマーリオ、ロナウドなどWカップ得点王でさえ永遠のスターの
称号は与えられない厳しさなのだ。

そろそろ我々も代表に対してのスタンスを変えてみなきゃ
いけない時期ではないだろうか?。

セルジオさんの辛口にちょっと耳を傾けてみようよ。
彼の口から辛口批評が無くなったときには
日本代表は世界と対等以上に戦えるようになっているはず。
彼の辛口批評を自分なりに考えてみようよ。

もう「よく戦った!」
「次戦へ期待しよう」なんて甘い事は言ってられないよ。

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