世界最大のスポーツイベント、ワールドカップが終わった。
全く予想していなかったイタリアVSフランスのファイナル。
やはり、サッカー強豪国は本番で勝ち抜くノウハウがあるのかな。。
イタリアはやはり伝統のディフェンスが良かった。
特にカンナバロの1対1の強さには感心した。
175cmのサイズでセンターバックをしているが、身体能力と
危機感知のセンスにずば抜けていた。
むやみにやたら、無駄に動く宮本には真似ができないだろうな。。
それから、ピルロも良かったね。
激しいチャージの少ない、ポジションで効果的なボールを供給していた。
CKからのヘッドの得点、その直前のCKのボールもピンポイントだから
フランスディフェンスは抑えられなかったのだろう。
もし、CKがもっとイタリアにあったら、得点できていただろうね。
それから、王子トッティの不調がイタリアに良い結果をもたらした。
トッティ頼りになると単調になるからカモラネージなどを生かすためには
良かった。
そして、ブフォンは現在世界bPと称されるだけあって、実に安定していた。
ゲーム中のあの銃身を低くした姿勢は威圧感あったね。。
フランスはやはりジダン!。
98年の栄光、02年の失墜、そして最後の06だったんだが
止める、蹴る、運ぶの基本が実に正確!。
ロナウジーニョのような派手さは無いが、簡単に抜いているようにみえた。
ジダンの凄さを再確認した。
それから、リベリーとマルダの若くてイキの良いアウトサイドが
良かったね。老練な98年組の戦術を彼らのような新戦力が
運動量で実現していた。
韓国、スイスとの1次リーグからうなぎのぼりで調子を上げてきた。
結果は1-0だが、全体の流れはフランスだった。
CKで決定的なピンチが何度かあり、あの1発だけが悔やまれる。
決して強かったと後世に語られることは無いだろうが、それでも
4回も優勝するイタリアはしぶといのだろうね。
次回は南アフリカ。
4年後も思い切り楽しみましょう。